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アパートに求める希望条件とは

「アパート」への入居を希望される方がまず望むことは、「家賃」の安さではないでしょうか。居住環境第一というよりも、なによりも「経済性」を求めている方が多いです。そして、実際マンションではなくアパートを検討すれば、その希望は叶う場合がほとんどでしょう。「予算」はそのように大前提に据えるとして、その他に求めることも沢山あるのではないでしょうか。その希望の中には、きっと探せば見つかるようなものから、アパートに求めるのは難しいものまで様々であることでしょう。
現実的な希望として多いものは「駐車場」が付いているアパートへの希望です。アパートの敷地内に駐車場が設けられていて、部屋と併せて賃貸できるタイプのものです。このようなアパートは都市部から少し離れたベッドタウンに多くみられるアパートの形態です。単身者向けのアパートでも顕著に見られます。他に多いのは「トイレとバスルーム」に関する希望です。「共同トイレ、共同バスは避けたい」という希望が最も多くみられるニーズでしょう。これも結構簡単に叶う希望となります。アパートとはいえ、トイレと風呂が共同という物件はだいぶ減ってきているからです。ですから、各部屋すべてにトイレと風呂が完備されているアパートは簡単に見つけることが出来ます。ただ、さらに「トイレとバスルームが分離している」という希望を持つ方も多いようです。こちらは単身者向けの物件では少し難しいかもしれません。ファミリータイプの物件であれは、当たり前のように分けられていることが多いのですが、一部屋の面積が狭い単身者向けの物件では、「ユニットバス」という形でトイレと風呂をまとめざるを得なくなることも多いようです。
さらに探すことが困難な「アパートへの条件」としては、「5階以上の部屋」です。これは基本的に見つかりません。アパートは基本的に階数が少なく建設された物件です。エレベーターもないのが通常です。そのため、「高い階に住みたい」と考えている方は必然的に「マンション」になります。ただ、これは「鉄筋コンクリートで高い階があり、エレベーターが付いているのは”マンション”」という定義に則った場合の話です。その他に気になることは、同じアパートに済む方々がどのような人か、ということです。アパートはマンションよりも戸数が少ないですから、住んでいる方もマンションと比べると少ないのです。ですから、日々の生活の中で同じ方と顔をあわせることが多いのです。これは、「女性限定」や「学生限定」など、条件を絞って入居者を募っているアパートであれば解決できます。ですが、その他の一般的なアパートでは、基本的には仲介業者の営業マンも他の居住者のプライバシーを侵害するようなことはしませんから、わからないままなのです。これは引っ越しの当日などにあいさつをして、相手と直接話しておくことである程度は解決するでしょう。一度顔を合わせばお互い安心できるというものです。

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